台湾の旅 
 
 2018年12月21日〜12月24日,
 クラブツーリズム
 旅人/写真:岩田 穆, 現地ガイド:

[第2日:日月潭, 台南, 高尾]
[第3日:高尾 寿山公園,台北 中正紀念堂,九ふん]
[第4日:故宮博物院]:



台湾はユネスコの加盟していないため、世界遺産は登録されていない。 しかし、台湾政府では世界遺産の基準を満足する18箇所を候補地として認定し、登録への活動を続けている。
[台湾の世界遺産候補地]

 第1日 成田空港から台北へ 

 第2日 日月潭, 台南 

  日月潭

「日月潭」は最も大きな湖として有名な天然湖で、台中市の東南約40km、台湾のほぼ中央部に位置する周囲約25km、水深約30mの湖であり、台湾有数の景勝地といわれている。






湖の中に拉魯島という小さな島がある。サオ族の精霊の集う場所。

  文武廟
文武廟(ブンブビョウ) (Wunwu Temple)
日月潭の北側の湖畔に位置する大きな廟。学問の神、孔子と武の神、関羽、岳飛を祭っている寺院。黄色の屋根に赤い柱、各殿の門扉に描かれた極彩色の絵など、中国的な豪華さを感じる。本殿前にある龍の彫刻も美しく、観光客に人気のスポット 廟は1938年に建立され、1975年に再建された中国宮殿式の廟としては台湾で最大級  廟は前殿、中殿、後殿の三殿様式になっており、前殿は文廟で文の神である孔子が、中殿は武廟で武の神である岳飛や関羽が祀られている。 廟門をくぐると前殿に上がる階段の両側に赤い色をした一対の獅子の石像が置かれている。この石像は高さ約8mある。前殿(文廟)と中殿(武廟)の間にある九頭の龍の彫刻がある。文武廟で特に有名なものは、上記の獅子の石像と龍の彫刻であるという。。


前殿


前殿と獅子の像


文武廟の前殿から獅子の石像と廟門を通して日月潭を望む


前殿は文廟で、文の神である孔子が祀られている


九頭の龍 前殿(文廟)と中殿(武廟)の間にある


九頭の龍 前殿(文廟)と中殿(武廟)の間にある


中殿は武廟で武の神である岳飛や関羽が祀られている


中殿は武廟で武の神である岳飛や関羽が祀られているので「武聖殿」と名付けられ、その円形の華麗な天井は藻井(そうい)と呼ばれる


九の頭の龍と玉 中殿と後殿の間にある


後殿とれい?星門の間にある龍


後殿とれい?星門の間にある階段とレリーフ


一番上部にあるれい?星門 端正な彫刻を施した高さ18mの門柱が何本も聳え立っている荘厳な門


れい?星門に並ぶ龍の塔

赤嵌樓
赤嵌樓(せっかんろう)17世紀初め、台湾のスペイン勢力を駆逐して植民地としたオランダ人が1653年に建設した城で、「プロビデンシャ城」、あるいは「赤嵌楼紅毛城」と呼ばれていた。その後、清朝に滅ぼされた明朝の遺臣・鄭成功(ていせいこう)がオランダの勢力を追い払い、この城を承天府と改めて、台湾の統治の拠点とした。◇赤嵌樓の建物は後年の地震でほとんどが崩壊してしまったが、当時のレンガの城壁が今でも残っている。


入口から


壺の形の出入り口




屋根の飾り 鯉でしょうか

>


亀の上の石の銘文が並ぶ



  延平郡王祠

台南市の西区開山路にある、鄭成功(ていせいこう)を祀る祠。鄭成功は台湾島のオランダ勢力を駆逐して、1661年に同国による植民地支配を終わらせた人物。日本でも古くから「国姓爺」の名前で知られていた。この祠は、彼の死後、鄭成功とその一族を祀るために建設された。1875年建物を増築し、「開山王廟」と名づけられたが、1896年に台湾統治を開始した日本により「開山神社」と改称され、戦後、中華民国政府によって社殿が取り壊され、中国北方式建築を模した鉄筋コンクリート製の廟(びょう)が建設された。


日本の鳥居 上部の屋根が載せられてない


鄭成功の像






鳥居の上部が地上に置かれている

  三鳳宮
三鳳宮(サンホウグウ) 清の康熙年間創建。現在まで300余年を数え中国北方宮殿式の寺廟としては台湾で一、二を争う道教の古刹。中壇元帥を主神に、釈迦如来や観音菩薩をはじめ、さまざまな神を祭る複合寺廟。廟としては珍しい2階建ての建物で、その細かい装飾にもじっくりと目を向けたい。









  蓮池潭
蓮池潭で最も有名かつ人気の観光スポットが、虎と龍が出入口になった2つの塔、「龍虎塔」です。建設は1976年と比較的、最近のこと。湖の中に、七階建ての2つの塔が隣接して立ち、その間は短い橋でつながっています。出入り口には、極彩色で塗られた虎と龍が、それぞれ大きな口を開けて待っていて、観光客がその中へと入っていきます。一見、テーマパークのアトラクション?といった風情ですが、実はここ、風水のパワースポットとしても知られています。 龍虎塔でご利益を願うときには、1つだけ、守らなくてはいけない決まり事があります。参観する際は、龍の口から入り、虎の口から出ること。そうすると幸運に恵まれ、悪いことを避けられると言われています。台湾では、十二支の動物のなかで、最も高潔なのが龍、一番、凶悪なのが虎、と考えられており、龍の口から入り、虎の口から出ることで、これまでの自分の悪い行いが清められるのだそうです。もちろん、龍虎塔を訪れる地元の人々は、皆、必ずこの順序を守っています。








龍から入って


虎からでる


蓮池潭はアミューズメントパーク

慈済宮
慈済宮は保生大帝を祀った道教寺院です。もともと18世紀初頭に建立され、1960年に現在の場所へ移転しました。ここに祀られている神様はお医者様で、健康や病気からの快復を祈願します。おみくじの内容も独特。健康面で注意することや、病気の直し方が書いてあります。




派手な屋根の飾り


寺の中もとても派手

  愛河ナイトクルーズ
高尾の夜の人気スポット LEDでライトアップされている






  地下鉄の駅 世界一美しいと自慢している






  高尾の夜市





 第3日 台北  

寿山公園
寿山公園(ジュサンコウエン) (The Park of Longevity Mountain)
高雄市西部の万寿山中腹にある公園。高雄港全景を一望する夜景が美しいことでも知られ、人気のデートスポットとしても有名。公園には中国宮殿建築様式の忠烈祠が建つほか、寿山動物園、石灰岩の洞窟など見どころが点在している。野生動物の台湾ザルも生息する緑豊かなスポットとして、休日にはハイキングを楽しむ家族連れでにぎわう。










孫文の中国革命同盟会の写真 東京で


高尾の港 スモッグがひどい 大陸の影響とされている

  日本製の新幹線で台北に移動 安心して乗れる



  中正紀念堂
中正紀念堂は、台湾の歴史で欠かせない、中華民国初代総統の蒋介石(しょうかいせき)を記念して1980年に建てられた。台北市の自由広場に立つメモリアルホールで、白亜の建物が特徴的で高さは70m。目の前に広がる自由広場は、台北の人々の憩いの場。








巨大な蒋介石の像

  九ふん
九ふん は台北北部の山間に位置し、海を一望できる風光明媚な街並みが広がる。かつては金鉱発掘の街としてゴールドラッシュを迎えていたが、現在では石段や狭い路地、赤い提灯が特徴的なレトロな雰囲気の町並み。映画 で注目され、観光地として、人気が高い。天気が最悪で、台風のような暴風雨に見舞われて、ゆっくりと楽しむことができなかった。


この店で地元の料理で夕食





 第4日 台北 故宮博物院、帰国 

  故宮博物院
故宮博物院は、1924年に北洋軍閥の一人である馮玉祥が溥儀を紫禁城から退去させ、1925年10月10日に宮殿内で清朝が所有していた美術品を一般公開したのが始まりである。1925年当時の所蔵品点検レポートによると所蔵品総数は117万件を超えており、博物院は古物館、図書館、文献館を設けて各種文物の整理をする一方で、宮殿内に展示室を開設して多様な陳列を行っていた。
その後、満州に駐留していた日本軍が華北地方に軍を派遣して来たため、蒋介石の国民政府(1948年からは中華民国政府)は博物院の重要文物を戦火から守るべく南方へ疎開させ、1933年2月から5月までの間に1万3,427箱と64包に及ぶ所蔵品がまず上海に運ばれ、その後1936年12月には南京市に故宮博物院南京分院保存庫に移動させた。その後1937年に日本軍が南京に向けて進軍して来たために、所蔵品は再び運び出されて80箱が四川省の巴県に、9,331箱が楽山に、約7,287箱が峨嵋の計3カ所に避難させられた。


第一展覧エリア(本館)

第一展覧エリア 平面図












<








県泰豊 本店
小籠包で有名な店で、客の行列が長く普通には2時間待ちだそうですが、ツアーでは30分程度


小籠包は確かに美味しかった

   台北 松山空港から日本に帰る


[最初に戻る]: