インドネシアの旅  
  旅人/写真:岩田穆(あつし)  
2019年11月21日〜26日,クラブツーリズム,TD: 岡内

 

旅の日程 
[第1日(11/21)] 羽田からANA便でジャカルタへ
[第2日(11/22)] ジャワ島観光
  [国立博物館] [プラナバン寺院]
[第3日(11/23)] ジャワ島観光
  [ボロヴドゥール寺院] [ムンドゥッ寺院]
   [バティック(ジャワ更紗)工房]
  ガルーダインドネシア航空便でバリ島へ
[第4日(11/24)] バリ島観光
  [モンキーフォレスト] [ウブド市場、王宮]
   [ティルタエンプル寺院]
  [ライテラス] [石窟寺院ゴアガジャ]
   [ウルワツ寺院、ケチャックダンス]
[第5日(11/25)] バリ島観光
  [バロンダンス] [タナロット寺院]
   [タナンアユン寺院] [宮廷舞踏]
  ガルーダインドネシア航空便でジャカルタへ
[第6日(11/26)] ジャカルタから羽田に帰る


ジャワ島地図 

第5日(11/25):バリ島

   バロンダンス  

善の象徴である聖獣バロンと悪の象徴である魔女ランダの終わりなき戦いを描いたバリ舞踊の代表的なバロンダンス。バロンとランダの戦いを描くことで、バリヒンズー教のもつ生と死、善と悪といった相対する概念を表す意味を持ちます。バロンダンスのクライマックスは、戦士がランダにかけられた呪いに操られ、からだにナイフを突き立てる場面。現在は観光用として演じられているバロンダンスですが、元々バリ島のお寺での儀式として演じられていました。


バロンは森の「バナス・パティ」(良気)の顕現であり、バリ・ヒンドゥーの善を象徴しており、反対に悪の象徴である魔女ランダと対を成す。たとえ倒されても必ず復活しランダと永劫の戦いを続ける。ここから、バロンはあらゆる災害を防ぐ力をもつと信じられている。全身に輝く鏡の小片をつけた獅子の姿が普通である。




  タナロット寺院  

タナロット寺院(Pura Tanah Lot)は、バリ島中部タバナン県の海沿いにあるヒンドゥー教寺院です。寺院は海の中に船のように浮かぶ大きな岩の上に立ち、インド洋に沈む夕日をバックにシルエットで浮かぶ寺院の姿は、多くのガイドブックなどで取り上げられている、定番の観光スポットです。 岩の上の寺院内部には観光客は入れませんが、潮が引いていれば、寺院の立つ岩場まで行くことは可能で、岩の下には聖水が湧く和泉があり、ヒンドゥー教徒でなくても、お祈りできます。この寺院の建立は、16世紀、ジャワの高僧ニラルタがこの地を訪れた時に、海に浮かぶ岩島の美しさに心を惹かれ、村人に寺院の建立を薦めたのがきっかけと言われています。


寺院の入り口の門


タナロット寺院 引き潮のため陸地とつながっていた


潮を満ちて海に浮かぶ寺院 夕日が美しい(Websiteから)




ヒンズー教寺院


  タマンアユン寺院  
 
タマンアユン寺院(Pura Taman Ayun)は、バリ島中西部タバナン県ムングゥイにあるバリ島で2番目に大きな寺院です。この寺院はこの地にあったムングゥイ王国の国寺として1634年に建てられました。寺院の周囲はお堀がめぐらされ、寺院内は美しい芝生が広がり、観光客だけではなく地元市民の憩いの場ともなっています。境内は、お祭り(オダラン)がある時以外は締め切られ、内部は僧侶しか入れませんが、境内周囲を取り囲む遊歩道から一般の観光客も境内を見物できます。 また、この寺院の最大の特徴は、境内にメルと呼ばれる多重塔が10基も立ち並んでいることです。これは霊峰アグン山を模しているとも言われ、整然と並ぶメルの姿は神秘的です。世界遺産登録2012年


入口の神の像と世界遺産の標識


入口の門(内部から)


堀で囲まれた境内には多重塔(メル)が立ち並ぶ


堀で囲まれた境内には多重塔(メル)が立ち並ぶ


境内 <


奥から見た境内の多重塔


奥から見た境内の多重塔

   宮廷舞踏(レゴンダンス)   


宮廷舞踊として踊られてきたレゴンダンスは、色鮮やかな衣装をまとった3人の女性たちが繊細な動きを見せる優美な踊り。踊り子の手や指の表情や目の動きが素晴らしい。ジャワ島に伝わるランケサリ姫とパンジ王の物語をモチーフにしており、伴奏のガムラン音楽はプレゴンガンというレゴンダンスのための伴奏音楽です。




舞台で記念写真


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