- 1968年3月 名古屋大学工学部電子工学科卒
- 1970年3月 同大学院工学研究科電子工学専攻修士修了
- 1970年4月 日本電信電話公社入社
- 1976年2月 同厚木電気通信研究所研究専門調査員
- 1982年2月 同研究専門調査役
- 1984年2月 同厚木電気通信研究所電子回路研究室長
- 1987年8月 日本電信電話(株)LSI研究所主幹研究員
- 1991年2月 同社LSI研究所プロセス自動化技術研究部長
- 1993年8月 NTTエレクトロニクス(株)副本部長
- 1994年4月 広島大学工学部 教授(集積回路工学)
- 1998年4月 先端物質科学研究科教授
- 2001年4月 ナノデバイスシステム研究センター長併任
- 2001年4月 (株)エイアールテック設立代表取締役
- 2002年 21世紀COE「テラビット情報
ナノエレクトロニクス」リーダー
- 2006年 先端融合領域イノベーション創出拠点
「半導体バイオ融合集積化技術の構築」リーダー
- 2009(平成21)年3月 広島大学定年退職
- 2009(平成21)年3月 広島大学名誉教授
- 2009(平成21)年10月 ㈱エイアールテック社長
昭和45年入社同期の仲間 東京都調布市の電気通信中央学園で1ヶ月泊まり込みで訓練.
電電公社の合言葉「サービス精神」を教育された.役所的な「電話を引いてやる」という態度を
改める狙いと思うが新入社員としてはピンとこなかった.
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新入社員 岩田 穆
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名古屋大学出身で研究所配属になった新入社員と先輩の方々
前列左から岩田,都築君,古賀君,
後列左から都丸先輩,恒川君,久保君,斉藤先輩,好田先輩,小柳津君
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1980年頃の武蔵野電気通信研究所の一号館と玄関
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武蔵野電気通信研究所の一号館と池,バス停があった
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武蔵野電気通信研究所正門(1975年)
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2010年武蔵野R&Dセンターの建物 一号館は後ろにある
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武蔵野通研の航空写真
中央が1号館と玄関と池,左側手前の8号館には部品関係の研究部があり,ここで15年間働いた.
ソフトボールをやったグラウンドなどが写っている.
敷地の前には大きなグランド広がっていた.
このあたりは太平洋戦争の時に戦闘機を作っていた中島飛行機の工場跡地
左側が多摩製作所で海軍向け,右側が武蔵野製作所で陸軍向けの飛行機を製作
当時の建物が2号館,3号館として遺物のように昭和50年代にも残っていた.
不発弾の発見,処理のため,休業になることもあった.
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岩田穆は電子回路研究室に配属となり,アナログ回路の設計が仕事となった.
電子交換機の部品としてRCアクティブフィルタを用いたPB受信機を開発
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研究グループのメンバ: 伊東, 有吉, 黒沢, 川島, 柳川, 岩田, 高橋, 山根, 丹生, 道券
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研究所公開イベントでPB受信機を用いた住宅テレコンのデモ
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研究室の忘年会(1975)
有吉室長はじめ約40名で混成ICの材料,製造,設計を研究していた.
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黒沢グループは昭和49年まで,その後,グループの同窓会「春分の日の会」が発足した.
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春分の日の会(黒沢グループ)のページ
写真はグループリーダの黒沢さんがドクターを取得されたお祝い
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1983年開設当時の建物
厚木市森の里の山を切り開いて新設された厚木電気通信研究所に移転した,
LSIをはじめとする部品材料などハードウエアの研究が重要視された時代
左はしに同時期に移転した青山学院大学のチャペルと富士通研究所の厚木研究所が写っている.
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NTT本社での会社の表札の序幕式で真藤総裁
民間企業としての考えた方が全員に教育された.電電公社入社と当時,中央学園で教育された「サービス精神」と対比すると面白い.岩田自身も最も活気のある時期であった.
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建物がそろったLSI研究所の航空写真
中央が1号館,右側が2号館,右手前が3号館(クリーンルーム),
最後にできた左側が4号館(地下クリーンルーム),駐車場の地下に超伝導SORとX線リソグラフィの設備ができた.
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秋川サマーランドで忘年会 翌日のスケート
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研究室のレクリエーションなど
電子回路研究室の終結 1987
研究室制度が廃止になり,研究室は研究グループになった.
伝統のある電子回路研究室も解散になり,岩田穆は最後の室長となった.
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解散記念の飲み会 解散時はNELの若手社員や派遣の人も加えると50人程度の大所帯であった
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集積デバイス研究部基本回路研究グループ (集基G)1987
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岩田は研究室長から研究グループリーダになった.
集基Gの仲間
回路の基礎的な研究を行う,自由度のあるグループであった.
学問を志向するメンバ:雨宮(NTT退職後北大教授),佐野(NTT退職後北大教授),永妻(NTT退職後阪大教授), 石原(NTT退職後群馬大,東工大教授)
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大和田さん送別会
電子回路研究室の元室長の大和田さんがプロセス実用化のプロジェクトリーダに栄転.
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電子回路の同窓会としてアトム会は発足
アトム会のページ
1991年に電子回路研究室に所属された方を会員とする同窓会として発足.
歴代研究室長が順に3年づつ会長を務めることになった.電子回路研究室の歌を歌うことが恒例になった.
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回路技術研究部大規模集積回路研究グループ(回大G) 1989
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0.5umBiCMOSゲートアレイの開発
回大Gは0.5umBiCMOSゲートアレイの開発が主要業務,超大規模集積回路としてニューラルネットワークLSIの研究も行っていた.
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LSI製造技術開発のプロセス自動化研究部長になった。
サブミクロンLSI製造のための、先端X線リソグラフィの装置開発を行う研究部,専門が違うので苦労した
SOR光 超電動マグネットを用いた小型SOR装置
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マスク作成EB描画装置
週刊文春PR記事(クリックで拡大)
2010年6月4日 半導体親和会,武蔵野R&Dにて
田沢,露崎,斉藤,藤波,岩田,竹内の諸氏
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2010年6月5日 プ自部EBグループの集まり 森田,島津,岩田,両澤,斉藤の諸氏,赤坂維新号にて
1992年?加藤,森田,為近,岩田,島津,藤波,小野の諸氏,栂池高原にて
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2010年4月29日集積回路研究部長時代の電気通信事業への貢献に対して授章された.
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授章祝賀会,2010年10月3日,京王プラザホテルにて
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向井久和氏と勲章
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2010年11月19日 メルパルクにて記念パーティ
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研究所配属(修士,博士修了者)
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2022年11月7日 アルカディア市ヶ谷にて記念パーティ
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研究所配属(修士,博士修了者)
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