USA西部の16の絶景大周遊
旅人・写真:岩田穆 (あつし)
2019年5月21日~6月4日,
クラツーTD:北橋, ガイド:堀山
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コロラド州南西部に位置するメサ・ヴェルデはスペイン語で「緑の台地」の意味であり、プエブロインディアンのアナサジ族の残した断崖をくりぬいた一連の集落遺跡である。1906年7月29日に国立公園として制定され、1978年9月6日に世界遺産 (文化遺産) に登録された。この公園の面積は211 km?で、この入口は Cortez の町の東約15kmに位置している。集落遺跡はクリフ・パレスといわれる「岩窟住居」である。200室ほどあり、一番高いところの高さは、4階建て相当にもなる。さながら高級マンションのようである。クリフ・パレスなど主要な遺跡コンプレックスへの立入りは公園レンジャーの引率によるツアーのみで許されている。 |
地図
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入口のモニュメント
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ビジターズセンター付近のメサ
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メサ・ベルデ(緑の台地)の代表的な景色 |
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1世紀ごろから、この地に農耕民であるアナサジ族が住み始めたと推測されている。アナサジ族は、8世紀ころまでバスケット・メーカー文化と呼ばれる独特なかご作りで知られる文化を築いていたが、9世紀ころからキヴァという儀式を行う施設を伴う日干し煉瓦の壁によって区画された集落を築くようになる。これをプエブロ文化と呼び、 12世紀頃になると、外敵の襲来に備えた、本格的な「岩窟住居」を作り、そこに住み始めたと考えられている。 |
ビジターズセンター 岩窟住居の再現図 |
復元された建物の内部が見える 4階建ての塔のようなものもある。
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マチュピチュの神殿のような感じもする。
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クリフパレスと呼ばれる岩窟住居 崖の上と下の住居に見学者が見える。
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洪水でも川の水が来ない高さの崖の中腹の作られた4階建てのマンションのような住居
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メサベルデから300km程走り、双子の岩のあるレストランで昼食
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こけしのような双子の石のモニュメントがある土産ショップとレストラン
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ナバホ族の食べもの ナバホタコ
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モニュメントバレーはUSAのユタ州とアリゾナ州かけて広がる地域で、メサと言われるテーブル状の台地や、それが侵食された岩山ビュートが点在し、モニュメントが並んだ景観を示している。国立公園、国定公園、州立公園のいずれでもなく、ナバホ族居住地に属しており、モニュメントバレーはナバホ族の聖地。このエリアの正式名称は、モニュメントバレー・ナバホ族公園(Monument Valley Navajo Tribal Park)といい、アメリカ政府から大幅な自治権を与えられ、独立国に近い存在である「ナバホ国」の国立公園です。公園の管理もナバホ族の人々によってなされています。
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国道163号から見えるビュート
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左から駅馬車(ステージコーチ), 王座の王様, ブリガムヤングの墓(ツーム)
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駅馬車(ステージコーチ), クマとウサギ, キャスルビュート, 王座の王様
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左から ブリガムヤングの墓, 王座の王様 駅馬車, クマとウサギ, キャスルビュート
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駅馬車, クマとウサギ, キャスルビュート, ビッグインディアン(酋長)
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3D地図
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大地から突き出している岩山は、ビュート(butte)と呼ばれています。残丘という意味。高さは300m程あります。かつては、ここもグランド・キャニオンのような渓谷だったが、年月をかけて浸食され残った部分が少なくなって今の形となりました。
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ビジターセンターからのミトン(鍋つかみ)ビュート 左からレフトミトン(ウエストミトン), ライトミトン(イーストミトン), メリックビュート
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動画「ビジターセンターから」
エレファントビュート
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スリーシスターズとミッチェルメサ
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スリーシスターズ
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トーテムポール、ダンサー・オブ・ゴッド
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左手前:メリックビュート、その奥:センチネルメサ、右:ライトミトンビュート、遠方は左から、イーグルロック、ビッグインディアン、ブリガムヤングの墓、駅馬車など
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左: メリックビュート, 右:ライトミトンビュート, 遠方はブリガムヤングの墓, ビッグインディアン, 王座の王様, キャスルビュート
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左端, ブリガムヤングの墓, 王座の王様, キャスルビュート, クマとウサギ, 駅馬車
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動画「ミトンポイントから」
後ろはライトミトンビュート
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[第6日に続く]