アイスランド自然探訪
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旅人・写真:岩田 穆
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2019年9月26日~10月3日
クラブツーリズム, TD: 三上
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ホテル セルフォス
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ホテルの隣の教会
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クヴィータ川近辺にある、地熱地帯に位置する間欠泉。
ほぼ5分おきに噴出し、沸騰した熱湯を20~30m上空まで吹き上げる。
ストロックルはアイスランド語において「撹乳機」を意味する。
周辺には熱湯が沸き立ったぬかるみが広がり、いたるところから蒸気が上がっている。
この地区には70mゲイシール間欠泉という大きなものがあったが、1916年からお休みしてる。
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グトルフォス(Gullfoss)は、アイスランド南部にある滝。アイスランド語で"gull"は「金」、
"foss"は「滝」で「黄金の滝」という名をもつ。
ラング氷河を起源とするヴィータウ川の中上流部にあり、最大幅は約70m、最大落差は1段目で約15m、
2段目で約30m。アイスランド随一の規模を誇る。 20世紀初頭、
イギリスの企業がここに水力発電所の建設を計画した。
しかし、シグリットという少女がこの工事に反対、滝壺に身を投じようとして工事を中止させた。
滝壺の横には彼女の銅像が建てられ、今も滝を見守っている。 |
上部展望台から
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上部展望台から
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1段目の滝
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2段目の滝
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発電所建設に反対したシグリットの像
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シンクヴェトリル国立公園は、大西洋中央海嶺の地上露出部分であって、ユーラシアプレートが東に北米プレートが西に広がっている地である。1930年に国立公園に指定され、2004年には世界遺産に登録された。地上に大地の裂け目「ギャウ」が見られ、独特な岩肌を眺めることができる。ここ、シンクヴァトラヴァトン湖の北辺の地は「アルマンナギャウ」と呼ばれる。ユーラシアプレートと北米プレートの間の海溝部は長さ40km, 幅10kmある。
この地に、930年、ノルウェーからの移住者によって、この地で「アルシンギ」と称される民主的な全島集会が開催された。これを議会ととらえれば、中世の身分制議会ではなく近代的民主議会がすでに存在していたことになる。かつてアルシンギが開催された場所には、現在は国旗が掲揚され説明パネルがある。
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北米プレート境界の岸壁上部の展望台から 岩の割れ目の道を下る人人が見える
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北米プレート境界の岸壁上部の展望台から
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北米プレート境界の岸壁上部の展望台から
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シンクバトラヴァトン湖から陸にあがる海嶺
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首相の別荘
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ギャゥを境に、アイスランドの西の部分は北米大陸プレートに属し、
東の部分はユーラシア大陸のプレートに属している。
シンクヴェトリルの西端に位置する長い溶岩割れ目断層アルマンナギャゥ(Almannagj?)の西の一帯は
高い絶壁で、最高地点からシングヴェトリルの全景とギャゥの壮絶な眺望を観察できる、
ここからギャウの割れ目の間を低い断層となっている東端へ向かって徒歩で抜けられる。この間約2分。
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北米プレート境界の岸壁
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北米プレート境界を歩く
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北米プレート境界を歩く
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アルシンギの跡
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紅葉のエルサールアゥ川
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[次に続く]