モロッコの旅  
 
 2016年12月21日〜30日,クラブツーリズム
 旅人/写真:岩田 穆


[旅行の日程とページ目次]
第1日: エミュレーツ航空で関空からカサブランカへ
第2日: [カサブランカ市内],マラケシュへ
  [夜のフナ広場], Le Tichka Marrakech Hotel泊
第3日: [マラケシュ] [ティシュカ峠] [アイト-ベン-ハトウ]
 ワルザザードへ, Kenzi Azghor Ouarzazate 泊
第4日: [ブーマルン-ダデス] [トドラ渓谷]
 [カナート], エルフードへ El Ati Erfoud Hotel泊
第5日: [サハラ砂漠] [オアシス]
 アトラス山脈を越えてフェズへ, Fes Inn泊
第6日: [フェズメディナ] [革製品、陶器]
 シェフシャウエンへ Parador 泊
第7日: [ティトゥワン] [シェフシャウエン], 連泊
第8日: [ヴォリビリス] [メクネス]
 首都ラバトへ, Helnan Chellah Hotel泊
第9日: [ラバト市内]
 カサブランカに戻り, エミレーツ航空でドバイへ
第10日 ドバイ経由 関西空港帰着


[旅行のコース]


  第2日 カサブランカ、マラケシュ

  カサブランカ

カサブランカは 同名の映画でよく知られており、以前はアラビア語で「ダール・バイダ(白い家)」呼ばれていたが、スペイン語に翻訳されて「カサブランカ」と呼ばれるようになりました。その歴史は古く、紀元前10世紀には人が住みはじめ、12世紀のムワッヒド朝時代にはすでに貿易港として栄えていました。一時ポルトガルによって破壊されましたが、18世紀に再建され、スペイン商人らがこの町に住み着くようになりました。現在はモロッコ最大の都市で人口は約400万人、経済の中心地であり、観光の入り口でもあります。高層建築のホテルやオフィス、広い公園の多い国際商業都市です。中でも、ハッサン2世モスクはモロッコの技術を集成して、1993年に海岸に建立された美しい建物です。

ハサン2世モスク

モロッコの先代国王ハッサン2世が、北アフリカを象徴するモスクを建設するため、全土から数多くの職人を集めて、1986年から8年をかけて、海岸に作り上げたモロッコ最大級のモスクです。全長200メートルの高さを誇るミナレット(尖塔)や、小さいタイルを用いた壁面の装飾は美しいものです。2015年には映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のロケ地として注目されました。 













モスクを飾る伝統的な技法「ゼリージュ」は小さくカットされた施釉(せゆ)タイルを組み合わせて幾何学模様のモザイクにしたものです。エメラルドグリーンがベースになっており、赤や青や黄色など様々な色が散りばめられています。 水汲み場の両側にあるゼリージュによる壁面装飾は、ひし形の網目模様になっており、こちらもエメラルドグリーン一色に見えますが、中央に異なる色を配色することで奥行きを与えています.   







ムハンマド5世広場

ムハンマド5世(Mohammed V、1909年8月10日 - 1961年2月26日)は、モロッコのスルターン(在位:1927年 - 1953年、1955年 - 1957年)及び国王(在位:1957年 - 1961年)です。フランスから独立を勝ち取ったモロッコの国民的英雄である。
その名前を冠する広場はカサブランカ中心部にある。周辺には郵便局や市庁舎、裁判所をはじめ、高級ホテルや航空会社、旅行代理店、レストラン、カフェ、映画館、ショッピングセンターなどがあり、、モダンなデザインと伝統的なイスラム建築を融合させた建物が立ち並んでいます。   





マラケシュ

マラケシュのフナ広場
11世紀後半、モロッコ中央部に位置するマラケシュがイスラム王朝の都であった頃から、街の中心にあるジャマ・エル・フナ広場が活気に満ちていた。城壁に囲まれた旧市街地の中心にあり、約400m四方の世界最大の広場とも言われる。夜には大道芸人が技を競う姿や、猿や蛇を扱う者などの様々な芸を楽しむことができる。また、レストランやオレンジジュース屋台などで食も堪能できる。まさに毎日がお祭り騒ぎの広場。ちなみに、ジャマ・エル・フナ (Djemaa el Fna) とは、アラビア語で死人の集会場の意味だそうです。

カフェの2階から、ミントティーを飲みながら賑わいを楽しむ。


フナ広場の音楽 






色々な形のランプが売られている。手軽なものから、豪華なものまで多種ある。
一寸、買いたいなという誘惑にかられるが、大きいのは鞄に入らないですね。






フナ広場から駐車場に戻る道 ライトアップされたクトゥビアのミナレットが正面に見える

第3日へ続く