2016年12月21日〜30日,クラブツーリズム
旅人/写真:岩田 穆
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[旅行の日程とページ目次]
第1日: エミュレーツ航空で関空からカサブランカへ
第2日:
[カサブランカ市内],マラケシュへ
[夜のフナ広場], Le Tichka Marrakech Hotel泊
第3日:
[マラケシュ]
[ティシュカ峠]
[アイト-ベン-ハトウ]
ワルザザードへ, Kenzi Azghor Ouarzazate 泊
第4日:
[ブーマルン-ダデス]
[トドラ渓谷]
[カナート],
エルフードへ El Ati Erfoud Hotel泊
第5日:
[サハラ砂漠]
[オアシス]
アトラス山脈を越えてフェズへ, Fes Inn泊
第6日:
[フェズメディナ]
[革製品、陶器]
シェフシャウエンへ Parador 泊
第7日:
[ティトゥワン]
[シェフシャウエン], 連泊
第8日:
[ヴォリビリス]
[メクネス]
首都ラバトへ, Helnan Chellah Hotel泊
第9日:
[ラバト市内]
カサブランカに戻り, エミレーツ航空でドバイへ
第10日 ドバイ経由 関西空港帰着
[旅行のコース]
マラケシュ
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マラケシュの人口は2012年で、およそ90万人で、カサブランカ、ラバト、フェズにつぐモロッコ第4の都市である。東西2km、南北3kmの城壁に囲まれた旧市街(メディナ)とその西に広がる新市街からなる。王宮のほか、バビア宮殿、エルバディ宮殿、サアド朝の墳墓群などがある。1147年、ムワッヒド朝の君主、アブド・アル・ムーミニーンが建てたクトゥビア・モスクのミナレットは、77mに達し、旧市街のシンボルである。バビア宮殿は化粧漆喰とアラベスク模様で飾られており、スペインのアルハンブラ宮殿にならぶイスラム建築の粋である。このような歴史的建造物の豊富なマラケシュの旧市街地は、1985年に世界遺産に登録された。
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Le Tichka Marrakech Hotel
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新市街にある、12世紀に建設されたオリーブの木が茂る美しい庭園。中央にある貯水池は当時から周りのオリーブの木への灌漑用水として使用されており、水辺のパビリオンはスルタンたちのデートスポットだった
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メナラ庭園の貯水池 緑の屋根のパビリオンが美しい
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メナラ庭園入り口からクトゥビアの塔を望むことができる。
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クトゥビアの塔は、12世紀に、クトゥビア・モスクにあり、ムワッヒド朝王ヤクラ・イルマンスールが建設し、その高さんは77mもある。スペインのヒラルダの塔、ラバトのハサンの塔と並び、世界で最も高く美しい塔と言われ、ムワッヒド朝建築の傑作である。夜はライトアップされ、一層美しい。クトゥビア・モスクは図書館員を意味するアラビア語の「アル=クトゥビーイン」に由来するもので、かつてモスクが本を売る人々に囲まれていたためであった。
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塔の周りの美しい庭園
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塔の周りの美しい庭園
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バヒア宮殿は、19世紀末、宮廷の高官だったブー・アフメドが自らの邸宅として建てたもの。モロッコのアルハンブラ宮殿と言われ、広大な庭園に4人の妃と24人の側室の部屋を配した豪華な建物です。彩り鮮やかなタイルの床や壁に、アトラスシーダの細密画の天井、見事な彫刻の柱や壁など、イスラム芸術の粋を集めた宮殿です。
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夜の騒ぎとは全く違う雰囲気を味わえる。騒ぎ疲れたという感じか。 |
雪の積るオートアトラス山脈を越える。峠の手前にあるアルガンオイルの店に寄る。
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アルガンオイルを搾る工程のデモ
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化粧用アルガンオイル、お土産リクエストに応える。かなり安いようです。
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ティシュカ峠のモニュメント(標高2260m)
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アイト・ベン・ハトウ
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隊商交易の中継地として栄えたこの地にはカスバと呼ばれる邸宅が数多く建築され、中でも特に有力であったハドゥ一族が築いたのがアイット・ベン・ハドゥの集落である。盗賊などの掠奪から身を守るため、城砦に匹敵する構造になっている。敵の侵入を防ぐため、集落への入口はひとつしかなく、通路は入り組んでおり、1階は窓がなく換気口のみである。また、外壁には銃眼が施されている。集落の最上階には篭城に備えて食料庫がある。 ワルザザートとマラケシュを結ぶ街道にある。映画『ソドムとゴモラ』『アラビアのロレンス』『グラディエーター』のロケ地としても有名な場所で、年間を通して多くの観光客が訪れる地となっている。
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日干煉瓦が積まれた建物、四隅に塔があるのは豊かな家らしい。
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グラデュエータのロケで闘技場の作られた辺り
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頂上の貯蔵小屋
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階段の途中のお土産屋
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グラデュエータのロケのパネル 右側に過去の映画ロケの歴史もある
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煮干しレンガの民家
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煮干しレンガの民家の部屋
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民芸品の店
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第4日へ続く