中米4ヵ国マヤ遺跡の旅
旅人・写真:岩田穆(あつし)
2015年2月6日~16日, クラツーツアー,TD:名倉亜野
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赤:2014年メキシコの旅, 青:2015年グアテマラ中心4か国
エル・サルバドルは中米に位置し、国土面積は21,040km2で四国よりやや大きい程度であり、米大陸で最も小さい。また、中米で唯一太平洋のみに面する国家である。
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エル・サルバドル第2の都市サンタ・アナから西15kmにある、紀元前12世紀頃から紀元5~6世紀頃まで栄えた「チャルチュアパ」文明の中心地で、タスマルとは「いけにえが焼かれたピラミッド」を意味する。
古典期前期(AD300年)に神殿の建設が始まり、古典期前期末(550年)まで増築が繰り返され、10本の列柱もこの時期に作られた。古典期後期(550-800年)にはこの神殿を覆うように基壇が増築され、5つの建造物が複合され高さ23mの中央の神殿1になりました。
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入口
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遺跡配置図
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ラス・ビクトリアスの石 オルメカ様式
錫杖を持つ歩く人 レリーフの保存状態が良い
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ヒスイの装飾品
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神殿1全景(西側から)
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神殿1全景(北側から)
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北側の階段 石で組まれた建造物の表面は漆喰で滑らかに仕上げられていたらしいが、現在はセメントで修復されている
神殿南側 滑らかに修復されている
神殿1の裏側、神殿の壁を使った球技場であったようである。
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芝生は奥に行くほど広くなっている。
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神殿 1と神殿2のつなぎ目
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神殿 2から見た神殿1
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トルカデ様式の神殿2から見た神殿1の正面
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神殿1の小さい穴のある礼拝堂 マヤ遺跡にはない様式
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10本の列柱は古典期前期のもの
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遺跡にひっそり咲く花
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球技場の後 かすかに丘が残る
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チェ・ゲバラが住んでいたと説明するガイドさん
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現在発掘中のエリア 地下に建造物があったらしい。滑らかな表面は当時の漆喰なのか?
サン・サルバドルの西36kmにあるマヤ古典期前期に造られたマヤ住居跡の遺跡。
ここには3世紀頃から農耕民が住んでいたが, 6世紀頃に近郊のロマ・アルデーラ火山が噴火し全体が厚い灰に閉じ込められた。そのため「アメリカのポンペイ」と呼ばれる。
1400年間眠りについていたが、1976年に偶然発見され,住居,サウナ風呂, 祈祷士の家, 畑, 農耕機具などが当時の状態で堀出され, マヤの庶民の生活を知る貴重な遺跡となった。
他の遺跡の多くは大きな神殿、宮殿など王族などの上流階級の生活の様子を残しているのと対象的である。
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中米の主な遺跡
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マヤ文字
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遺跡案内図 川に面している
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住居跡 柱や壁がきれいに残されている
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窓やベットのようです
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広くはないが快適そうです
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サウナ風呂(正面に人が出入りする口があり、後には温度を上げる仕掛けがある)
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サウナ前の施設 待合室か休憩所か
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住居と畑の跡
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祈祷師の家
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サン・サルバドル市内
中心部の広場、カテドラル、市庁舎など