満開を追う東北道南桜紀行
2019年4月23日〜4月29日，
旅人/写真：岩田 穆
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江戸時代末期，蘭学者武田斐三郎がオランダの築城書を参考にして設計し，箱館奉行所が安政4 (1857) 年着工，7年かかって元治1 (1864) 年に完成した洋風平城。面積は約 25万m2。周囲の土塁が五角形の星形をしている点が特徴である。この星形は，射撃の際死角を少くする目的で設計された。江戸無血開城に際して，海軍総裁榎本武揚らは新政府に対する武器引渡しを拒み，軍艦を率いて箱館に逃れ，五稜郭に拠って官軍に抗戦した。しかし抗戦の末，官軍参謀黒田清隆の説得により，明治2 (1869) 年5月降伏し，箱館戦争 (五稜郭の戦 ) は終りを告げた。その後は新政府開拓使が管理していたが，まもなく廃棄され，外郭だけを残した。 1922年史跡として指定され,現在は公園で，桜の名所となっている。（https://kotobank.jp/word/五稜郭-66552）
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五稜郭タワーから見た桜が満開となっている五稜郭
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五稜郭タワー展望台から見た函館山
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