ロシア芸術探訪
旅人・写真:岩田あつし
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2019/7/23~7/31 クラブツ-リズム, TD: 内野
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ロシアの多くの都市は中心部にクレムリン(城塞)を備えています。モスクワのクレムリンは中心を流れるモスクワ川沿いに位置する旧ロシア帝国の宮殿であり、クレムリンの中で最も名高く、壮大な造りになっています。城壁の総延長はなんと2.25kmもあり、節々に20の城門を構えています。その内部には教会や宮殿、そして政治機関として今も重要な役割を持つ施設が存在しています。
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クダフィア塔からクレムリンに入り、まず、宮殿広場を縦断して武器庫、ダイヤモンド庫を訪れる。
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入口に先頭で並ぶ
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トロイツカヤ塔
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左:クレムリン宮殿
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武器庫の白い建物(入口は一番左、左:ボロヴィツカヤ塔)
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クレムリンの敷地の中に「武器庫」と呼ばれる宝物殿があります。
1500年代の古代ロシア王国の時代に、ここに王室の武器が保管されていたことから武器庫と呼ばれているが、今はロシア歴代王朝の王冠や王座、また金銀細工や宝石の散りばめられた美術品、海外からの贈り物などを一堂に集めた豪華な博物館になっています。内部は撮影禁止
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武器庫 鎧と鉄砲
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18世紀の馬車
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ダイヤモンド庫はクレムリンの武器庫に併設されており、かつて栄華を誇ったロマノフ王朝が収集した世界最高級の宝石の保管庫である。入場制限や予約制度があり、ツアーで入場するのは難しいと言われるが、幸運にも入ることができた。 四角い部屋の中には巨大なダイヤモンドなど宝飾品が陳列されており、金の三角形と呼ばれる世界最大の金塊なども展示。 金額にするとどの程度なのか、厳重に警備され、撮影は厳禁です。写真は絵はがきなどから。
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注目は189カラットのダイヤモンド「オルロフ」であり、これは、持ち主を次々に変死させるという悪名が高い。 多くの持ち主を経て、最終的にエカテリーナ2世の愛人であったロシア貴族オルロフがアムステルダムの市場で45万ドルで落札し、エカテリーナ2世に献上し寵愛を得ました。しかし、オルロフはエカテリーナに捨てられ、破産し発狂死しました。
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エカテリーナはオルロフを 笏(しゃく)につけて愛用した。
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エカテルナ2世の戴冠式の王冠
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次ぎに美しい聖堂、宮殿などを見て、スバスカヤ塔から赤に広場に出る。
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ウスペンスキー大聖堂、左:グラノヴィータヤ宮殿(多面体)
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ウスペンスキー大聖堂、イワン大帝の鐘楼
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アルハンゲルスキー聖堂入口
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テレムノイ宮殿 11個の玉葱型の小さなドームが林立
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テレムノイ宮殿
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イワン大帝の鐘楼、アルハンゲルスキー聖堂
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大砲の皇帝、右:パトリアーシュ宮殿 左:ウスペンスキー大聖堂
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左:元老院 右:スバスカヤ塔
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大砲の皇帝の前で
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鐘の皇帝 右遠方:スバスカヤ塔
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スバスカヤ塔から宮殿、聖堂を観る
左奥:アルハンゲルスキー聖堂, 手前:イワン大帝の鐘楼, 鐘の皇帝, 金色の玉葱のウスペンスキー大聖堂, 銀色の玉葱のパトリアーシュ宮殿, 近代的なクレムリン宮殿, 右端:トロイツカヤ塔
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中央:イワン大帝の鐘楼, 左:アルハンゲルスキー聖堂, 右:ウスペンスキー大聖堂
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イワン大帝の鐘楼の前で
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スバスカヤ塔からクレムリンの外に出ると、おなじみワシリー寺院
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快晴のため日差しが強く一段と色彩が鮮やかです。
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赤の広場を後にし、駐車場に向かう。
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モスクワにある世界有数のロシアファインアートのコレクションで知られる美術館。1851年にモスクワの商人で工場主であったパーヴェル・ミハイロヴィッチ・トレチャコフ(1832年-1898年)とセルゲイ・ミハイロヴィッチ・トレチャコフの兄弟が自邸に開いたギャラリーから始まった。トレチャコフ兄弟はロシアの芸術家たちの作品を収集され、ロシア最大級の美術館に成長させた。
ロシアの作家や画家の絵画、 イコン、彫像が沢山展示されている。西欧のフランス、オーストリア、イタリアの美術とは異なる印象ですが、西欧の影響を受けつつ、ロシア固有の芸術が形成されています。ロシアの民衆から貴族までが美術対象になっているので、この美術館でロシアの伝統を知ることができると思います。ソ連の時代のなごりは何も感じられない、優しい、世界です。
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美術館の入口 教会のような作り
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代表的なイコン
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キプレンスキー 「プーシキンの肖像」 (1827)
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アレクサンドル・イワノフ「民衆の前に現れたキリスト」
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ブリュロフ「乗馬姿の婦人」(1832)
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クラムスコイ「忘れえぬ女」(1883) ロシアのモナリザとも呼ばれる
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サヴラソフ「ルークが到着」
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シーシキン「松林の朝」(1889)
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ヴァシーリー・ヴェレシチャーギン「戦争の決末」(1871)
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ワシーリー・スリコフ「ストレーツイ処刑の朝」(1881)
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ミハイル ブルーベリ「不明」
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ミハイル ブルーベリ「不明」(1905)
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ヴァレンティン・セローフ「桃を持った少女」(1887)
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ヴァレンティン・セローフ「マリヤ・シモノヴィッチ」 (1888)
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マリューピン「竜巻」
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